第31話 よっしゃ!全国に家を 造るぞ!


何もなくなった街を復旧することは難しいことです。しかしながら、街を人がいつまでも暮らすことのできる状況に変革して復興することは、それ以上にとっても難しいことです。
持続可能な産業を興し、人が集う街造りしなきゃ。道路や堤防いくら造っても、ゴーストタウンになるばかり。人の集まる街にしなきゃ!
サチはそのことがよく分かっているようです。

第 30話 杉植林の 単一樹種林は手をかけなければ、、、


今 、三陸海岸一帯の漁村で山の自然の恵みを大切に取り入れる環境型社会づくりに真面目に
向き合ってもらえれば、復興は実り多い結果をもたらすことでしょう。
この問題を無視して漁村を再構築すると、この絵のように一見何も問題なく町に復旧したかのように見えます。
しかし、この時 町の中心に人がいないのです。良い再興とは、人が戻って来たくなる
町づくりです。ただ単に箱だけ再建しても、人の寄り付かないのでは 労力のムダ遣い!
(°_°)(°_°)!

第29話 このまま山の仕事が 廃れるとすると、、、、。


今は 山の高齢林業従事者ががんばっていますが、
東北の山にこのまま山仕事をする人がいなくなると、時間の問題で 、東北の山は 枯れ木の山と化すでしょう。
近未来の東北の姿がどうなるかを第30話です見てみましょう…^( ̄▽ ̄)

第27話 山の木がもたらす仕事。


東北のお山を育てれば、海が育ち、海が富めば、港が活気あふれる。人が街に戻り、山の木を使って家が建つ。人のための仕事ができて、ますます人が集まる。
人が戻ることが、復興の第一歩。人の集まる街づくりが目標です。

第26話の補足ですが、

東北が日本を救うとはどういうこと?

山の木を日本じゅうの消費の循環サイクルに乗せることが、つまり循環型環境社会にすることが 百年経っても、千年経っても今の美しい環境を保持する唯一の策。
石油燃やしたりするることは千年後に環境問題をおっつけていること。
まして原子力など、今 出している廃棄物の処理すら解決できず後世におっつけてるあり様。

東北がこの問題の先駆者になれば、他の地方も後を追うはず。